建設業で省力化投資補助金が使える投資の例――重機のアタッチメント、測量、施工管理。何が対象で、効果をどう書くか - 株式会社Higurashi&Company
建設業で省力化投資補助金が使える投資の例

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建設業で省力化投資補助金が使える投資の例――重機のアタッチメント、測量、施工管理。何が対象で、効果をどう書くか

結論:対象になるのは、人手でやっている工程を機械やシステムに替える投資です

建設業で省力化投資補助金(一般型)の対象になるのは、「人手でやっている工程を機械やシステムに替える」投資です。

重機のアタッチメント、転圧機、測量機器、施工管理や原価管理のシステム(自社の流れに合わせて構築するもの)が代表です。ダンプやトラックなどの車両(税法上の車両及び運搬具)は対象外です。

採択に占める建設業の割合は17.7%で、製造業に次ぐ2番目です。建設業の投資は対象になりやすい一方、「効果」を年間の作業時間で書けるかどうかで差が出ます。

整地作業をする油圧ショベル

こんな会社に当てはまります

  • 土木・建築・設備工事・解体・造園などで、人手と時間のかかる工程がある(アタッチメントの交換、整地・転圧、測量、資材の運搬、墨出し、鉄筋の結束など)
  • 1件の投資が1,500万円以上になる設備を考えている(当社がご一緒する目安です)
  • 人が採れず、ベテランの技能に頼っている

対象になる投資の例と、対象外の線

対象になる例考え方
油圧ショベルに付けるチルトローテーター、各種アタッチメント、転圧機人力での交換や、別の機械の運搬をなくす。事務局が公表した採択事例の型
自動追尾の測量機器、3次元の測量2人の作業を1人に。測量と丁張りの時間を減らす
ICT建機(マシンコントロール・ガイダンス)熟練の操作を機械が補う。手戻りを減らす
鉄筋の結束、墨出し、搬送の機械・ロボット繰り返しの手作業を機械に
施工管理・原価管理・勤怠を自社の流れに合わせて構築するシステム現場と事務の転記・突き合わせをなくす。パッケージソフトを単体で入れるだけでは対象外

※スマホでは表を横にスクロールできます

対象外・注意考え方
ダンプ、トラック、乗用車などの車両税法上の「車両及び運搬具」は対象外。「機械及び装置」に当たるものは対象になるので、見積の段階で区分を確かめる
単なる買い替え(古い機械を同じ機械に)作業時間が変わらない投資は、省力化の効果(作業時間の削減)を示せない
汎用のパソコン・タブレット目的外にも使えるものは対象外

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その設備が対象になるか、30分の無料相談でお答えします

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費用はかかりません・オンラインで全国に対応

制度のポイント(公募要領と事務局の公表より)

項目内容
必須の経費機械装置・システム構築費(単価50万円(税抜)以上の設備投資が1つ以上)
補助上限・補助率従業員数で750万〜8,000万円。補助率は1/2(小規模企業者・小規模事業者は2/3)。最新は中小企業省力化投資補助金(一般型)の制度ページ
基本要件労働生産性(付加価値額÷労働者数)を年平均4.0%以上、1人当たり給与支給総額を年平均3.5%以上、事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円以上
採択の業種製造業 49.7%、建設業 17.7%、学術研究、専門・技術サービス業 6.1%、卸売 4.2%(一般型 第5回・1,251件)

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事務局が公表した建設業の採択事例(第2回)は、こう書かれています。

重機にチルトローテーターがなく、アタッチメントの交換が人力で2名を要し、整地・転圧は別の機械を運ぶ。非効率な作業で年間約1,200時間、約1,500万円のコスト増。

油圧ショベル、チルトローテーター、各種アタッチメント、転圧機を導入し、作業時間を約45%削減。生まれた時間を営業・新事業・改造工事に回し、後進の育成と高精度の施工で高単価の案件を受注する――。

「年間約1,200時間」と「約45%削減」が、申請の芯です。

効果を書く型

  1. 投資する工程を1つ決める(アタッチメント交換、測量、転圧など)
  2. その工程に、誰が、何人、何時間かかっているかを2〜4週間つける
  3. 工事台帳から年間の回数を数える。時間×回数=年間の時間
  4. 1人1時間の人件費を掛けて金額にする
  5. 導入後の時間を、メーカーの仕様と試運転で見積もる。差が「効果」
  6. 浮いた時間の使い道(営業、別の現場、若手の育成)を書く。これが労働生産性と賃上げの根拠

記録がない会社の数字の作り方は、建設業の省力化――作業時間と原価の記録がない会社が、補助金の「効果」をどう示すかに詳しく書きました。

当社がご一緒した事例

建設業では、建物を伴う新事業をご一緒しています。

総合工事業(従業員6名)の新事業(冷凍加工の工場の建設)で1,500万円、建築設計事務所(従業員4名)のリフォーム事業への進出で2,049万円。

省力化投資補助金では、製造・観光・サービス業で伴走しています。建設業の省力化の案件は、事務局の公表事例と公募要領をもとに、数字の作り方から設計します。

※補助金額は採択時の額。社名は出していません。

申請前に気をつけたいこと

まずは無料相談で確かめられます

「どの工程を測ればよいか」は、現場の話を伺えば決まります。設備のカタログと見積をお持ちいただければ、対象になるか・いくらまでをお答えします。

→ 人に頼る仕事を機械やシステムに替える投資について詳しくは人に頼る業務の省力化の補助金

→ 人手不足の中で何から替えるかは建設業の人手不足と、人を増やさずに現場を回す投資

→ 制度の概要は中小企業省力化投資補助金(一般型)の制度ページ、公募の日程は補助金の締切一覧

→ 対象になるか・いくらまで・いつ導入できるかを、30分の無料相談でお答えいたします。

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当社は中小企業庁認定の経営革新等支援機関・M&A支援機関です。

事業計画づくりから電子申請の伴走、採択後の交付申請・実績報告まで、当社代表取締役の日暮健一(中小企業診断士)がご一緒します。

補助事業のあと5年間続く効果報告は、事業者様からご提出いただく報告です。ご提出のときは、いつでもご相談ください(書類の作成などの作業をお手伝いする場合は別途料金となります)。

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