ものづくり補助金(2024年1月最新) - 株式会社Higurashi&Company

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ものづくり補助金(2024年1月最新)

ものづくり補助金とは

「ものづくり補助金」の第17回公募・第18回公募が開始されました。 

 申請期間:令和6年3月27日(水)(2024/2/6最新情報)

企業における革新的な開発や生産性の向上のための設備投資に対して、資金を補助する制度です。
補助金額は750万~10,000万円が上限額となっています。
補助率1/2~2/3です。給付を受けるには、今後の成長性や高い収益性が期待できる分野として認められることが条件となります。

 

令和5年度補正予算での変更点

経済産業省が発表した令和5年度補正予算により、ものづくり補助金の要件が一新されました。最大10,000万円と補助上限額が引き上げられ(従業員規模による)、中小企業や小規模事業者の経営者にとっては活用のシーンが広がりました。

ものづくり補助金の新たな方向性

ものづくり補助金は、生産性の向上や事業環境の変化に対応するための設備投資を支援する制度です。特に、革新的な製品やサービスの開発、生産プロセスの効率化に必要な設備投資を対象としています。

重要な変更点

1.「省力化(オーダーメイド)枠」の新設

「省力化(オーダーメイド)枠」を新設し、 補助上限額を大幅に引き上げ、省力化投資を重点支援

2.「製品・サービス高付加価値化枠」と「グローバル枠」への統合

現行の枠を見直し、「製品・サービス高付加価値化枠」と「グローバル枠」に整理統合 するとともに、 今後成長が見込まれる分野( DX ・ GX )は通常枠よりも補助上限額・補助率を引き上げることで支援を重点化
※今回は「省力化(オーダーメイド)枠」のみの募集です。

対象要件

  • 付加価値額年平均成長率3%増加
  • 給与支給総額年平均成長率1.5%増加
  • 事業場内最低賃金が地域別最低賃金+30円以上

スケジュール

補助金のスケジュールはこちら

申請枠の種類

※ 製品・サービス高付加価値化枠、グローバル枠については、本締切回で募集を行いません。(18次締切は省力化(オーダーメイド)枠、製品・サービス高付加価値化枠、グローバル枠を公募予定)
※ 17次締切の公募に応募する事業者は、18次締切の公募には応募できませんので、ご注意ください。

省力化(オーダーメイド)枠

概要

省力化(オーダーメイド)枠は、人手不足の解消が大きな目的です。デジタル技術等を活用したオーダーメイド設備を導入、生産プロセスやサービス提供方法を革新的に効率化・高度化するために必要な設備やシステム投資等を支援します

補助上限額

5人以下:750万円以内(1,000万円以内)
6~20人:1,500万円以内(2,000万円以内)
21~50人:3,000万円以内(4,000万円以内)
51~99人:5,000万円以内(6,500万円以内)
100人以上:8,000万円以内(1億円以内)

カッコ内は、大幅賃上げに係る補助上限額引き上げの特例を適用した場合の上限額です。この特例は、補助事業実施後3年から5年で大幅な賃上げを実施する場合に適用されます。

補助率補助金額が1,500万円までは1/2・1,500万円を超える部分は1/3
小規模・再生は2/3以内
設備投資単価50万円(税抜き)以上の設備投資が必要
補助対象経費

・機械装置・システム構築費(必須):機械・装置、工具・器具、専用ソフトウェアの購入・構築等の費用
・運搬費:運搬料、宅配費用など
・技術導入費:知的財産権等の導入に関する費用
・知的財産権等関連経費:特許等の取得に要する弁理士費用など
・外注費:新製品・サービスの開発に必要な加工、設計、デザイン、検査等にかかる費用
・専門家経費:本事業遂行のために依頼した専門家に支払われる費用
・クラウドサービス利用費:クラウドサービスの利用に関する経費
・原材料費:試作品の開発に必要な原材料などの購入費用など

製品・サービス高付加価値化枠(通常類型・成長分野進出類型<DX・GX>)

概要

製品・サービス高付加価値化枠とは、中小企業および小規模事業者による、付加価値の高い革新的な製品・サービスの開発に必要な設備投資等を支援します。

DXやGXなど、成長が見込まれる分野、最低賃金の引き上げに取り組む事業者については、通常類型より補助上限率や補助額を引き上げます。

補助上限額

通常類型
5人以下: 750万円以内(850万円以内)
6~20人: 1,000万円以内(1,250万円以内)
21人以上: 1,250万円以内(2,250万円以内)
成長分野進出類型
5人以下: 1,000万円以内(1,100万円以内)
6~20人: 1,500万円以内(1,750万円以内)
21人以上: 2,500万円以内(3,500万円以内)

カッコ内は、大幅賃上げに係る補助上限額引き上げの特例を適用した場合の上限額です。

補助率基本1/2以内
小規模・再生、新型コロナ回復加速化特例は2/3以内
成長分野進出類型は2/3以内
設備投資単価50万円(税抜き)以上の設備投資が必要
補助対象経費

・機械装置・システム構築費(必須):機械・装置、工具・器具、専用ソフトウェアの購入・構築等の費用
・運搬費:運搬料、宅配費用など
・技術導入費:知的財産権等の導入に関する費用
・知的財産権等関連経費:特許等の取得に要する弁理士費用など
・外注費:新製品・サービスの開発に必要な加工、設計、デザイン、検査等にかかる費用
・専門家経費:本事業遂行のために依頼した専門家に支払われる費用
・クラウドサービス利用費:クラウドサービスの利用に関する経費
・原材料費:試作品の開発に必要な原材料などの購入費用など

グローバル枠

概要海外事業の拡大・強化等を目的とした「革新的な製品・サービス開発」又は「生産プロセス・サービス提供方法の改善」に必要な設備・システム投資等を支援するもので、以下のいずれかに合致するもの
①海外直接投資、②海外市場開拓、③インバウンド市場開拓、④海外事業者との共同事業
補助上限額

3,000万円(3,100万円~4,000万円)
カッコ内は、大幅賃上げに係る補助上限額引き上げの特例を適用した場合の上限額です。

補助率中小企業 1/2以内、 小規模事業者 2/3
設備投資単価50万円(税抜き)以上の設備投資が必要
補助対象経費海外旅費、通訳・翻訳費、広告宣伝・販売促進費

中小企業・中堅企業の定義

業種資本金従業員数(常勤者)
製造業、建設業、運輸業3憶円以下300人以下
卸売業1億円以下100人以下
サービス業(ソフトウェア業、情報処理サービス業、旅館業を除く)5,000万円以下100人以下
小売業5,000万円以下50人以下
ゴム製品製造業(自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造業並びに工業用ベルト製造業を除く)3憶円以下900人以下
ソフトウェア業又は情報処理サービス業3憶円以下300人以下
旅館業5,000万円以下200人以下
その他の業種(上記以外)3憶円以下300人以下

認定支援機関である当社の「ものづくり補助金」サポート実績

  • 飲食業 1,000万円
  • 自動車修理業 1,000万円
  • 専門コンサルタント 1,000万円
  • 旅行業 1,000万円
  • 自動車部品製造業 1,000万円
  • 化学製品製造業 1,000万円
  • ネット広告代理店 750万円

その他「ものづくり補助金」活用事例

  • 食品業界でおせち料理用の紙箱を自動で折りたたむマシンを導入し、製造効率と品質を向上
  • 伝統工芸品を製造する企業が新たな工場を建設し、製造プロセスの改善と製品の多様化を実現​
  • 農業分野で新型のノッカーローターを導入し、収穫後の処理工程の改善と効率化を図る
  • 漁業者が栽培可能な海域の拡大と、漁獲後の処理の効率化を目指して補助金を活用
  • 造園業で、より効率的な機械を導入して作業時間の短縮と作業の質の向上を達成
  • 調理の効率化を目的とした新型の厨房機器を導入した
  • 店舗のキッチンで調理した食品を-30℃で急速冷凍し冷凍食品にするためのフリーザーシステムを取り入れる経費
  • 新製品開発のための加工や設計(デザイン)、検査を外注する場合の経費
  • 飲食店が販売する商品のパッケージデザインを依頼したり、製品の設計図作成を依頼したりするのも外注費の経費
  • 医療サービスにおけるデータレンジングツール(ETLツール)の開発
  • 情報サービスにおける病院の待ち時間を短縮のためのLINEを使ったシステム開発
  • 衛生サービス分野におけるクリーニング店への紫外線照射(UV Clean)と高温殺菌技術の提供
  • その他サービスにおける灯油の受注ロスを防ぐ灯油買い忘れ防止サービスの実施
  • 測量サービスにおけるドローン空撮画像と3Dプリンター画像での受注率アップ

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