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店舗を借りて改装する・建物を建てる――新事業の建物費はどこまで補助の対象か

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店舗を借りて改装する・建物を建てる――新事業の建物費はどこまで補助の対象か

結論:新事業のための建設費・改修費は、補助の対象です

新事業として店を出す、工房や宿泊施設を作る――そのための建物の建設費・改修費は、新事業進出・ものづくり補助金(新事業進出枠)の「建物費」として補助の対象になります。

借りた店舗の内装工事(改修)も、条件を満たせば対象になります(契約の内容を確かめます)。

改装に2,000万円かかる計画なら、補助率1/2で最大1,000万円が補助される計算です(従業員1〜20人の上限は2,500万円)。

対象にならないのは、建物や土地の購入、賃借料、自社や関連会社に施工させた費用です。

店舗の内装工事

こんな会社に向いています

  • いまの事業とは別の業態で、店舗・工房・宿泊施設・教室などの「場所」を作る計画がある
  • 投資の中心が内装工事や建設で、1,500万円を超える
  • 従業員は数名から100名程度。業種は問いません(当社の例:建設、不動産、新聞販売、出版、福祉、青果小売)

制度のポイント(公募要領より)

建物費の範囲

対象になる対象にならない
専ら補助事業のために使う生産施設・加工施設・販売施設・検査施設・作業場など、事業計画の実施に不可欠な建物の建設・改修建物の購入、賃借(家賃)
補助事業のために必要な建物の撤去費(①の建設・改修と一緒に計上する場合のみ)既存事業と共用する部分、既存事業に使う部分
①の建物に付随する構築物(隣接し一体で使うもの。耐用年数が建物より短いもの)取得した建物を不動産賃貸などに転用すること(目的外使用。返納の対象)

※スマホでは表を横にスクロールできます

  • 入札または相見積もりが必要です
  • 税法上の「建物」「建物附属設備」に当たる経費が対象です
  • 機械装置・システム構築費か建物費のどちらかが、必ず含まれていなければなりません
  • 申請できるのは中小企業者(会社・個人事業主)と、条件を満たすNPO法人・農事組合法人など。医療法人、公益・一般の社団法人と財団法人、法人格のない任意団体などは対象外です。福祉や教育の事業でも、会社として運営していれば申請できます

上限と補助率(新事業進出枠)

補助上限は従業員数で決まります。従業員数ごとの上限額と補助率は、最新の公募回に合わせて制度の概要ページにまとめています。

補助下限750万円、補助率1/2(最低賃金引上げ特例に当てはまる場合2/3)、実施期間は交付決定から14か月以内。

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当社がご一緒した事例

建設業(従業員6名)→ ハラル対応の牛肉を冷凍で供給する工場の新設。補助金額1,500万円。

建設の会社が、食品製造という別の事業に出た例です。工場の建物と設備が対象になりました。

建設業であっても、自社で施工した分は補助の対象にならないため、外部の業者に相見積もりで発注する形を取ります。

障害福祉サービスを運営する会社(従業員48名)→ チョコレート工房兼テイクアウト専門店の開設。補助金額1,692万円。

焙煎機・オーブンの設備と、店舗の整備(改修)です。借りた物件の内装工事も、条件を満たせば、このように建物費に入ります。

新聞販売業(従業員21名)→ コンテナホテル10棟。補助金額3,837万円。

自社の土地に客室を建てた例。建設費が中心です。

※補助金額は当社サイトの公開値。前の制度(事業再構築補助金)での採択を含みます。

見積の取り方で、補助される額が変わります

  • 工事の見積は、建物費と機械装置に分けて出してもらう。厨房機器や設備は機械装置・システム構築費、内装・造作は建物費です。
  • 既存事業と共用する部分は入れない。たとえば本業の事務所と新事業の店が同じ建物なら、新事業の部分だけを切り分けます。
  • 相見積もりを取る。発注先1件あたりの見積額の合計が50万円(税抜)以上なら、3者以上の見積もりが必要です。
  • 交付決定の前に契約・発注しない。着工は交付決定のあとです。

申請前に気をつけたいこと

  • 古民家や空き店舗を「買う」費用は入りません。改修の費用だけが対象です。買う前提の計画なら、購入分は自己資金・融資で見ます。
  • 家賃は対象外。借りて改装する場合、改修費は入りますが、賃料は入りません。
  • 建物は賃貸に転用できません。自分で使う前提の制度です。
  • 同じ業態の2店舗目は新事業ではありません。(別の記事で詳しく)

まずは無料相談で確かめられます

図面や見積がまだなくても、「どこで、何を、いくらくらいで」が言えれば、建物費に入る範囲と上限の見立てができます。

見積を取る前に一度ご相談いただくと、分け方で迷いません。

→ 建物を伴う新事業について詳しくは建物を伴う新事業の補助金

→ 制度の概要は新事業進出・ものづくり補助金の制度ページ、公募の日程は補助金の締切一覧

→ 対象になるか・いくらまで・いつ着工できるかを、30分の無料相談でお答えいたします。

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当社は中小企業庁認定の経営革新等支援機関・M&A支援機関です。

事業計画づくりから電子申請の伴走、採択後の交付申請・実績報告まで、当社代表取締役の日暮健一(中小企業診断士)がご一緒します。

補助事業のあと5年間続く事業化状況報告は、事業者様からご提出いただく報告です。ご提出のときは、いつでもご相談ください(書類の作成などの作業をお手伝いする場合は別途料金となります)。

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