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補助金は「難しそう」で止まっている|中小企業経営者665名への自社調査でわかったこと
最終更新日:2026年9月2日
当社は、中小企業の経営者・経営層を対象に、補助金に関する実態調査を2回実施しました。回答者は合わせて665名です。
この記事は、その2つの調査結果をまとめたものです。数字は調査時点(2024年12月・2025年1月)のもので、制度名も当時の名称で記載しています。
補助金の相談を受けていて、いつも同じところで話が止まります。「制度の要件に合わない」ではありません。「難しそうだから、手をつけていない」です。
その感覚が自分たちの周りだけの話なのか、それとも広く当てはまるのか。確かめるために調査を行いました。
調査1|そもそも、知られていない
従業員数100名以下の企業の経営者・経営層331名に聞きました。
| 知らない | 74.9% |
|---|---|
| 知っている | 25.1% |
4人に3人が知りませんでした。
では、既存の制度はどうか。「現在、認知している補助金」を聞いた結果です。
| IT導入補助金 | 40.5% |
|---|---|
| 補助金の種類は知らない | 38.7% |
1位が「IT導入補助金」で40.5%。ところが2位が「補助金の種類は知らない」で38.7%でした。認知率が3割を超えた補助金は、全体で3つしかありませんでした。
最も知られている制度でも、知っているのは4割程度。これが出発点です。
調査1|検討しているのは4割。止めているのは「手続き」
| いいえ | 61.9% |
|---|---|
| はい | 38.1% |
検討している方に、不安に感じることを聞きました。
| 申請プロセスの複雑さ | 54.8% |
|---|---|
| 申請書類の作成 | 54.0% |
検討していない方には、その理由を聞きました。
| 申請手続きが難しいと感じているため | 28.8% |
|---|---|
| 補助金について知らないため | 27.3% |
| 必要性を感じていないため | 26.8% |
検討している人の不安の1位も、検討していない人の理由の1位も、「手続き」でした。制度が自社に合わないから見送っているのではなく、手続きの見た目の難しさで止まっている。これが調査で確かめられたことです。
「必要性を感じていない」は3位の26.8%です。裏を返せば、7割以上の方は必要性を否定していません。必要かもしれないと思いながら、手続きの前で止まっている状態です。
調査2|では、支援を使った人はどうだったのか
2つ目の調査では、対象を変えました。過去に補助金活用支援サービスを利用して、実際に補助金を活用した経験がある中小企業経営者334名です。
まず、なぜ支援サービスを使ったのか。
| 自社が補助金の対象かどうか分からなかったから | 34.7% |
|---|---|
| 補助金に関する知識が不足していたから | 31.7% |
| 手続きや書類作成の負担を減らしたかったから | 29.6% |
1位は「申請を代わりにやってほしい」ではなく、「自社が対象かどうか分からない」でした。申請の前の段階で相談されているということです。
そして、使ってみて良かったと感じた点。
| 手続きがスムーズに進み、負担が軽減されたこと | 41.0% |
|---|---|
| 自社が補助金の対象であると知れたこと | 34.7% |
| 自社では難しかった申請が成功したこと | 31.1% |
「利用した理由」の1位と、「良かった点」の2位が、どちらも「自社が対象かどうか」です。ここが解消されることに価値を感じられています。
今後また補助金を検討する際に、再び支援サービスを利用したいかという問いには、「利用したい」53.0%、「とても利用したい」32.9%で、合わせて85.9%という結果でした。
調査2|支援サービスは、何で選ばれているか
| 費用が明確で分かりやすいこと | 38.3% |
|---|---|
| 専門家の知識や経験が信頼できること | 34.7% |
| 対応が迅速かつ丁寧であること | 32.3% |
1位は「費用が明確で分かりやすいこと」でした。金額の安さではなく、明確さです。なお4位以降にも回答率20%を超える項目が複数並んでおり、選ぶ際に見られている点は多岐にわたります。
調査2|実際に受け取っている金額
| 50万円未満 | 23.7% |
|---|---|
| 50万円~100万円未満 | 23.6% |
| 100万円~300万円未満 | 36.5% |
| 300万円~500万円未満 | 8.1% |
| 500万円~1,000万円未満 | 8.4% |
| 1,000万円以上 | 9.3% |
中心は100万円~300万円未満(36.5%)です。一方で300万円以上を受け取っているのは合計25.8%、およそ4社に1社にあたります。
活用された補助金は、小規模事業者持続化補助金が45.2%と最も多く、次いでIT導入補助金29.9%、ものづくり補助金16.8%でした(いずれも調査時点の名称)。金額の中心が100万円台にあるのは、この構成によるものと考えられます。
この調査を受けて、当社が変えたこと
調査で分かったのは、次の2点でした。
1つは、止めているのは制度ではなく手続きの見た目の難しさであること。もう1つは、相談されている中身が申請作業ではなく「自社が対象かどうか」であることです。
そこで当社は、無料相談の入口を次の形にしています。
| 相談の内容 | 「そもそも自社が対象になるのか」「どの制度が使えるのか」の段階から承ります。申請を決めてからでなくて構いません |
|---|---|
| 形式・時間 | Zoomで30分。お申し込みフォームのご記入内容をもとに、こちらで調べたうえでお待ちします |
| 費用 | 着手金と成功報酬を、料金プランとして公開しています。相談の前にご確認いただけます |
| 対象外のとき | 要件に合わないと判断した場合は、その旨をお伝えします。無理にお勧めはしません |
支援サービスを選ぶ基準の1位が「費用が明確で分かりやすいこと」だったことは、料金を先に出す判断の裏づけになりました。
なお、補助金は後払いです。採択されても、いったん自己資金でお支払いいただき、実績報告が完了してから給付されます。資金繰りを含めてご計画ください。
調査概要
| 調査期間 | 2024年12月17日~12月20日 |
|---|---|
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査対象 | 従業員数100名以下の企業の経営者または経営層(20代~60代の男女) |
| 調査人数 | 331名 |
| モニター提供元 | RCリサーチデータ |
| 調査期間 | 2025年1月28日~1月31日 |
|---|---|
| 調査方法 | インターネット調査 |
| 調査対象 | 過去に補助金活用支援サービスを利用して補助金を活用した経験がある中小企業経営者(20代~60代の男女) |
| 調査人数 | 334名 |
| モニター提供元 | RCリサーチデータ |
調査結果の全文は、次のプレスリリースでご覧いただけます。
・「2025年における中小企業の補助金活用意識」に関する調査(PR TIMES)
・「補助金活用支援サービスの利用実態」に関する調査(PR TIMES)
※ プレスリリース内の所在地は配信当時のものです。当社は2025年3月に東京都渋谷区代々木へ移転しています。
自社が対象になるか、30分でご案内します
調査で最も多かった「自社が補助金の対象かどうか分からない」という段階から、ご相談いただけます。
Zoomによる30分の無料相談を承っています。お申し込みフォームにご記入いただいた内容をもとに準備してお待ちしますので、当日は具体的な進め方からお話しできます。
いま使える補助金の全体像は、次の記事にまとめています。